富士フイルム(株)は、富士フイルムメディカル(株)を通じ、FCRやCT、MRIなどの各種モダリティから発生する大量の画像をネットワーク上で管理する、次世代型医用画像情報システム(PACS:Picture
Archiving & Communication System)「SYNAPSE」のラインアップを拡充した。高画質で定評のある「SYNAPSE」の基本的な機能はそのままに、国内小規模病院向けの完全パッケージ型システム「SYNAPSE
Mini-X」を12月20日より販売する。
「SYNAPSE」は世界中の医療機関約1500施設で採用され、国内では、大・中病院を中心に約500施設に導入実績を有し、国内トップシェアを誇る。
今回発売する「SYNAPSE Mini-X」は、IT化の要望が高まっている検査数年間2万件以下の国内小規模病院向けに、特別なインテグレーションをせず、すぐに利用可能な完全パッケージ型システムとして、導入しやすい価格設定を実現。さらに、導入後のソフトのバージョンアップや機能のグレードアップも可能で、施設ごとの運用形態の変化やシステムの拡張計画に合わせ機能を拡張するエントリーモデルとしての導入にも最適。例えば、画像診断を専門に行う医師用として、CT、MRI検査のみのモニタ−診断用に導入し、その後電子カルテなどの導入に合わせ、院内全体のシステムとしての展開も可能。
●主な特徴
小規模病院向けのコンパクト設計で、コストパフォーマンスに優れたパッケージ型システム
小規模病院でのサーバー設置環境や、CT、MRI装置の管理エリアへの設置に最適なフロアートップ型サーバーを採用。「SYNAPSE」の基本的機能はそのままにインテグレーション不要の完全パッケージ型システム。
各種モダリティで撮影した画像をサーバー上で一元管理
FCRをはじめ、CT、MRIなど多彩な各種モダリティで撮影した画像を一元的に管理・保管するとともに、インターネットテクノロジーを活用した読影環境を提供し、医療現場の画像情報をトータルにカバー。
高画質表示で画像診断を強力にサポート
富士フイルム独自の画像処理技術を余すところなく搭載し、診断目的に応じた最適な画像を提供。
|