(株)フィリップスエレクトロニクスジャパンメディカルシステムズは,インターネット回線を利用した遠隔診断サービス「Remote
Services Network(リモートサービスネットワーク)」の導入が,1000 件を突破したと発表した。このサービスは,クライアントの医療機関にあるMRIやCT
などの画像診断装置と,同社の修理受け付け窓口のカスタマーケアセンターとをインターネット回線を利用して接続し,装置の状態を調査・診断する。現在,CT
では約8 割,MRIでは約半数が導入しており,2007 年9 月に熊本大学医学部附属病院への導入が1000
件目となった。今後は,クライアントの装置から不具合(または不具合の要因になりそうな事象)をデータセンターへ知らせるシステムなどを導入する予定としている。
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