アロカ(株)は,プロサウンドシリーズ上位機種のテクノロジーを受け継ぎ,小型軽量化したモノクロ超音波診断装置「プロサウンド6」を発売した。
●主な特長
〈より感度の高いティシュハーモニックエコー〉
ExPHD(Extended Pure Harmonic Detection)を採用。二次高調波の特性を生かして,多重エコーやサイドロープによるアーチファクトを大幅に軽減。
〈フラットLCD モニタ〉
明るい部屋でも見やすいフラットLCD モニタは,超音波画像表示に最適な輝度特性に調整されている。
〈複数の周波数を切り替えられるMFI(Multi
Frequency Imaging)〉
1本の探触子で,ケースに応じて複数の周波数を切り替えられる。
〈W-SHD(Wideband Super
High Density)探触子〉
W-SHD探触子は,高精細振動子カッティングによるアーチファクトの低減,マルチ整合層による高感度・高帯域化などにより高画質を実現している。
〈エッジエンハンス機能〉
頸動脈の内膜を強調し,IMT計測をより精度良く行える。
〈エルゴノミクスデザイン〉
装置全体にエルゴノミクスデザインの概念を採用し,検査者の負担軽減や使いやすさに配慮した快適な操作性能を実現している。
〈充実した計測機能とレポート機能〉
胎児発育トレンドグラフや過去の計測値のプロットなどもレポート表示可能。
〈デジタルでデータ管理〉
本体内蔵のコンパクトフラッシュメモリに画像と患者情報・計測データを保存できるほか,USBメモリポートを標準装備している。 |