オリンパスメディカルシステムズ株式会社(社長:森嶌 治人)は、高画質の小腸用カプセル内視鏡システム「OLYMPUS
CAPSULE ENDOSCOPE SYSTEM (愛称:Endo Capsule)」を10月上旬から米国で発売する。当社は、本製品を欧州などで2005年10月から販売を開始し、日本においては現在薬事申請中。
●主な特長
1.内視鏡で確立した画像技術に基づいた高画質を実現
1) 自動調光機能
- 従来の内視鏡技術を活かして、ハレーション(強い光による写真のぼやけ現象)の少ない最適な観察画像を実現する自動調光機能を搭載
2) 最新のマイクロマシン技術により小型化(外径:11mm、長さ:26mm)を実現
- 鮮明な画像を実現する高感度、高解像CCDを搭載
- 最適な観察視野を実現する被写界深度(0-20mm )(当社測定方法による)
- 常にクリアな観察視野を実現する6つの白色LEDを搭載
- 毎秒2コマの画像をカプセル内視鏡本体からアンテナユニットを通じて受信装置に送信し、8時間程度(当社測定方法による)の画像取得が可能
3) 構造強調機能
- 画像再生時の構造強調機能により、微小な粘膜構造の観察を支援。
2.世界初*のリアルタイム観察を実現:信頼性を高める効率的な検査をサポート
- 患者様がカプセル内視鏡を飲み込む前に、カプセル内視鏡が正確に動作するか医療従事者が確認できる。
- ディスプレイを備えた携帯型のビュワーによって、医師はリアルタイムにカプセル内視鏡が映し出す像を確認することができる。それにより、検査中にカプセル内視鏡が消化管のどの臓器に位置しているかを推測することができる。
* 2005年10月13日時点、カプセル内視鏡の分野において。オリンパス調べ。
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