シーメンスメディカルソリューションズ(本社:ドイツ・エアランゲン市 社長:エーリッヒ・R・ラインハルト、以下シーメンス)と株式会社亀田医療情報研究所(本社:港区虎ノ門 社長 田中慎二、以下亀田)は、このたび、医療ITソリューション分野の事業拡大を目的として、2007年10月1日付で合弁事業を開始する。合弁会社の名称は、「シーメンス亀田医療情報システム株式会社」。日本での持ち株会社であるシーメンス株式会社(本社:品川区五反田 社長:ペーター・ツァップ)を通じて出資する。
社名: |
シーメンス亀田医療情報システム株式会社 |
所在地: |
〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-18-16 虎ノ門菅井ビル |
資本金: |
3千万円 |
従業員数: |
40人 |
電話番号: |
03-5405-7621 |
シーメンスは新会社の活動を通じて、急成長を遂げている日本のヘルスケア市場における地位強化を目指す。現在日本は世界第2位の医療情報システム市場であり*1)、この提携を通じて日本における革新的医療ITソリューションとクリニカルITシステムの普及促進が期待できる。
亀田医療情報研究所は、電子カルテ市場におけるパイオニア企業であり、同社の電子カルテソリューション”KAI”は、鉄焦会亀田総合病院ほか、国内で30か所以上の導入実績を持っている。今回の合意は、シーメンスの医療情報ネットワークを含めたトータル・ソリューション・プロバイダーとしてのポートフォリオ拡大の事業戦略と、医療現場のニーズに即した電子カルテシステム”KAI”の販売強化を目指す亀田川の意向が一致したものである。
新会社の役員には、会長として米国のシーメンスメディカルソリューションズ・ヘルスサービス社長のジャネット・ディリオン、副会長として鉄焦会理事長であり亀田医療情報研究所会長の亀田俊忠氏、社長として同研究所社長の田中慎二氏が就任する。
新会社は初年度ソフトウエア売上げ額10億円を目標としている。
*1) 矢野経済研究所による
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