東芝メディカルシステムズ(株)は,心臓の立体画像をリアルタイムに表示可能な循環器用超音波診断装置「Artida(アルティーダ)」を開発した。Artidaは,新たに開発した小型・軽量のマトリックスアレイプローブにより電子的に超音波ビームの三次元走査を行い,心臓の立体画像や任意の多断面像をリアルタイムに表示するCardiac4D機能を搭載している。さらに,パターンマッチング法により心筋の動きを追跡し,解析・表示する機能を三次元画像上で実現している。また,独自のエルゴノミクスコンセプト「iStyle(アイスタイル)」に基づき,自在に動くアームと大きなグリップハンドルを備えることにより,見やすい位置へすばやく移動可能な高画質・大画面液晶モニタを採用。パネル上のスイッチレイアウトは循環器検査でのワークフローを考慮して使いやすく配置されている。
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