ギブン・イメージング(株)の小腸用カプセル内視鏡「PillCam SB カプセル」が,6月27日に開催された中央社会保険医療協議会の総会において,国内で初めて保険適用されることが了承された。小腸用カプセルを含むギブン画像診断システムは2007年4月23日に製造販売承認を取得し,5月30日よりパートナー会社である(株)スズケンを総販売代理店として販売を開始している。同製品は,従来の内視鏡では見ることが難しかった小腸全域の直接視覚化が可能なほか,麻酔などの前処置やバリウムなどの造影剤が不要になる。また,検査時間中患者は病院内にいる必要がなく,通常の生活を行うことができる。さらに,既存の小腸検査に比べ,高い診断率を持つとされる。
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