富士フイルム(株)と(株)島津製作所は,富士フイルムの画像処理装置および高画質デジタル画像処理ソフトウエア「Image
Intelligence」と島津製作所の直接変換方式FPD・X線装置を相互に供給し合うことにより,高感度・高画質・高速画像表示などの優れた特長を持つ新世代デジタルX線画像診断装置を発売した。新製品は,直接変換方式FPDと制御装置からなるX線画像撮影処理部「FUJIFILM
DR BENEO-CORE(べネオ コア)」と,デジタル式X線装置「FUJIFILM DR
BENEO(べネオ)」から構成されている。
●主な特長
〈高画質・高感度・高い安定性〉
直接変換方式FPDと「Image Intelligence」の組み合わせにより,高鮮鋭性,高いX線検出効率で大幅な低線量撮影が可能。また,FCRと同様の画像処理機能,画像調整機能も実現した。
〈使いやすい先進のワークフロー〉
・画像処理終了から最短3秒以下で表示可能
・最短8秒間隔での連続撮影が可能
・FCRと同じ使いやすいユーザーインターフェイスを有するシステム制御装置「DR Console」
・操作性,撮影ポジショニングに優れた天井走行式
・撮影スタンド,撮影テーブルに搭載されたFPDとX線装置の連動機能
〈優れた外部インターフェイス〉
DICOM準拠のインターフェイスによるPACSへのスムーズな接続,RISとの優れた連携が可能になっている。 |