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ブレインラボ（株）は，放射線治療計画装置「iPlan（アイプラン）RT TPS」を4月1日より発売した。iPlanには，体内地図「臓器アトラス」が搭載されており，それぞれの患者様のCT/MR画像に合わせて「地図」を適合させる「オートセグメンテーション機能」により，頭部・体幹部の危険部位（神経，脳幹部，肺などの臓器）を自動的にマーキングする。従来は数十分かかっていた危険部位のマーキングが約3分に短縮されるなど，治療計画立案に要する時間の大幅短縮が可能になる。また，CT，MRなど別々の2つの画像情報を，ボタン1つで融合できる「フュージョン機能」を搭載。CT，MRだけでなくPET，SPECTなどでも利用可能である。放射線の照射方法も，原体照射，運動原体振子照射，IMRTなどを選択，もしくは組み合わせることができる。
●主な特長
・完全オートイメージフュージョン機能
・オートセグメンテーション機能（オプション）
「臓器アトラス」搭載により自動で危険部位の設定が可能
・スマートブラシ機能（オプション）
CT，MRなどの画像のコントラスト差から部分マーキングが可能
・3Dグラフィック表示
・自動配置ソフトウエア
ビームライブラリ機能により，短時間で照射計画を立案
・Full-DICOM接続機能
ほかの治療計画機器に危険部位をマーキングしたデータ転送が可能
・マルチIMRT計算機能
リスク臓器保護のために4つの異なった治療計画の同時計算が可能
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