(株)日立メディコは,新型血管撮影システム「Partireα」を2007年6月より発売する。循環器検査に最適な9インチ角のFPDを搭載し,心臓カテーテル検査をはじめとする循環器系の検査を強力にサポートする。心臓カテーテル検査に要求されるポジショニングや脳血管造影検査において正面,側面の撮影に対応できる。150μmの画素サイズにより,高精細画像が得られる。床置き式装置ではトリプルピボット機構により天板を動かすことなく視野の移動ができるため,カテーテル挿入部から目的部位までの検査が可能であり,カテーテルやガイドワイヤが挿入された状態でも安全に検査を行うことができる。また,血管造影剤注入前の撮影を必要としないRSM-DSAを搭載している。
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