(株)島津製作所は,直接変換方式FPDを搭載した高画質でポジショニングしやすいフルデジタルのマンモグラフィ「SEPIO
NUANCE DT(セピオ ニュアンス ディーティー)」を4月11日から発売した。
●主な特長
〈直接変換方式FPD搭載により,高画質を実現〉
直接変換方式FPD搭載により,微細部分の微妙なX線吸収差を忠実に描出する。日本人に合ったコンパクトなFPDと撮影台により,従来のカセッテ撮影同様の感覚でポジショニングが可能。また,マンモグラフィの特性に合わせた最適パラメータを設定するデジタルフィルタにより,従来のアナログ写真と比べても違和感のないデジタル画像を提供できる。
〈MaxVision機能を標準装備〉
撮影台と圧迫板の間にそれぞれ薄いシートをセットし,このシートを装置側に引き込むことで,圧迫した乳房を装置側へ引き込む「MaxVision」機能を標準装備し,撮影の困難な胸壁部分までを簡単にポジショニングできる。
〈新しい管球退避機構により,ポジショニングがより簡便に〉
X線管球部分が左右に30゜退避する「サイドアクセス機能」により,十分なポジショニングエリアを確保できる。また,撮影アームが撮影台を中心に回転する「アイソセントリック回転機構」によって,撮影角度による高さ補正が不要。さらに,アーム角度の自動メモリ機能により,迅速なポジショニングが可能。
〈コンパクトで優しいデザイン〉
本体足元に開放感をもたせるデザインで,車椅子の被検者もスムーズに検査ができる。
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