(株)島津製作所は,診療所・医院向けに,高画質で操作性の高い汎用型のフルデジタル白黒超音波診断装置「sarano(サラノ)」を3月28日から発売した。
●主な特長
〈高精細で動きのなめらかな画像表示を実現〉
超音波信号を受信後すぐにデジタル化し画像処理する「高速デジタルビームフォーマ」機構を搭載。これにより,ピクセル単位で連続的にフォーカスすることが可能となり,表在組織から深部組織まで均一な高精細画像を提供する。また,一度に2方向からの信号を受信・画像化できるパラレル受信方式を採用している。さらに,クラス最高の高精細モニタを採用している。
〈クラス最高の高周波に対応し,高い解像度を実現〉
クラス最高の15MHzに対応する高速デジタル処理(M.I.A.〈Micro Imaging
Array〉テクノロジー)により,高解像度を実現。外科や整形外科領域,特に乳がん検診で精度の高い検査を支援する。
〈高い操作性〉
操作する手にフィットしやすいパームフィットトラックボールを採用し,その周辺に使用頻度の高いキーを配置しているため操作が容易になっている。
〈コンパクトで小回りの効くデザイン〉
場所をとらないコンパクト,スマートな形状。ハンドルを片手で引き寄せられる安定した本体バランスで,4つのキャスターがスムーズに旋回する設計になっている。
〈院内ネットワーク,USBメモリに対応し,画像管理が簡便〉
フルデジタル,DICOM対応で,院内ネットワークへの画像保管,転送が簡単に行える。また,USBメモリへの画像保管も可能。
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