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（株）日立メディコは，4/8/16スライスを選択してカスタマイズ可能な全身用X線CT診断装置「ECLOS（エクロス）」を2007年6月より発売する。「ECLOS」は，従来のCT装置「ROBUSTO」で好評だった簡単な操作性と検診アプリケーションをより充実させ，検査内容や施設のスペースなどに合わせたカスタマイズと将来的な拡張性を兼ね備えている。
●主な特長
〈Patient Friendly（患者様に優しい）〉
被検者が安心して検査を受けられる低被曝・撮影支援機能を搭載。体厚や部位に応じて管電流を制御する「Adaptive
mA」や低線量撮影時の画像ノイズを効果的に除去する「Adaptive Filter」により，被検者の被曝を大幅に低減する。また，CT画像と専用の画像ビューワをDVD-RAMに保存し，他施設などでもCT画像が表示できる機能を装備している。
〈Easy Operation（操作が簡単）〉
被検者セッティングから撮影・解析まで，一連の操作を簡素化。Head用，Body用の2種類のプリセットが設定可能なフットスイッチと，手動で自由に天板スライドが可能なフリーフロート機能を採用し，スムーズなセッティングが可能である。また，日本語Windowsや，ワンクリックで内臓脂肪と皮下面積を解析可能なfatPointerを搭載している。
〈Custom-made（オーダーメイド）〉
施設の検査数，検査内容，設置スペースに合わせた，X線管球，スライス数（4/8/16），寝台，ネットワークの最適なカスタマイズが可能。また，追加オプションで装置購入後に，4，8，16スライスの変更も可能である。さらに，コンパクトなガントリと，CT検診アプリケーションの充実により，クリニックから中小規模病院までのさまざまな顧客のニーズに対応する。
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