東芝メディカルシステムズ(株)は,低音圧型造影剤を使った多彩なイメージング機能を搭載した超音波診断装置の新製品「AplioXG」を発売した。
●主な特長
〈先進のイメージング機能を搭載〉
コントラストハーモニック機能により効率的に造影剤からの二次高調派を 抽出できる。また,観察領域の造影剤の流出入を任意のタイミングでコントロールすることができる。この際,造影剤の信号を保持して,微細な血流を映像化できるMicro
Flow Imaging機能,血管内の血流と組織内の血流を色分け表示するVascular
Recognition Imaging機能も搭載している。低音圧型造影剤向けには,通常の断層像と造影画像を同時に表示できる機能を搭載。造影剤を使用しない検査でも,従来に比べ,深い部分まで高いコントラスト分解能で優れた画像を提供する「Differential
THI」,微細な血流を鮮明に表示する「Advanced Dynamic Flow」などの技術も採用されている。
〈産科用4D機能〉
専用のプローブを使用することにより,胎児の顔や手足などの立体画像がリアルタイムで表示される。
〈「iStyle」の展開〜高画質・大画面液晶モニタの採用〉
高画質・大画面の19インチ液晶モニタは,自在に動くアームと大きなグリップハンドルで,検査者の見やすい場所へ簡単に動かすことができる。独自のリモートコントローラ「IASSIST」を併用すれば,下肢血管スキャンなど,操作パネルから離れた操作も快適に行うことができる。
〈データ管理機能〉
検査データは大容量の内臓ハードディスクに保存され,簡単に検索できるほか,CD/DVDに記録して外部へ取り出すことも容易である。
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