ブレインラボ(株)の定位放射線がん治療装置「ノバリス シェープ・ビーム・サージェリー」の国内導入台数が,医療法人聖比留会セントヒル病院が新設する「がん検診・放射線治療施設」への導入決定により10台に達した。同施設への設置は,セントヒル病院の院是である「地域社会に対して,最新にして最高の医療の提供」の理念に基づき,山口大学医学部附属病院との提携により実現した。ノバリスは,頭部・頸部だけではなく,脊椎や肺,肝臓,前立腺などの体幹部にも適用可能な装置。海外では1998年から発売されており,現在世界で85台が稼働している。日本では2004年から発売しており,今後1年で導入台数の倍増を見込んでいる。
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