持田シーメンスメディカルシステム(株)は,液晶ディスプレイを搭載した高性能4Dフルデジタル・カラードプラ超音波診断装置「ソノビスタ
X500」を発売した。「ソノビスタ X500」は,超音波診断装置ソノビスタシリーズの新ラインナップ「X
class」の第一弾製品。操作性・視認性・拡張性に優れ,ルーチンから専門的な検査まで統合的に超音波検査をサポートする。
●主な特長
〈17型液晶フラットパネルディスプレイを採用〉
明るい診察室でも鮮明な画像を見ることができる。また,モニタの昇降,回転が可能となった。これにより本体位置を変えずに,操作者だけでなく検査を受ける患者さんもリアルタイムで画像を確認することができる。
〈4D機能の評価〉
新規設計の4Dプローブと4D画像処理・表示ソフト“fourSightTM”の改良により4D機能をさらに強化。優れた画像処理能力と高い描出能力により,立体感あふれるリアルな画像をスムーズに表示する。
〈豊富なアプリケーションと妥協のないパフォーマンス〉
産科・婦人科だけでなく,腹部・循環器領域などの広範な領域に対応する豊富なアプリケーションを搭載。産科領域においては,周産期管理専用のワークフローが用意されている。また,DIMAQ-IP内蔵型ワークステーションにより,ハードディスクへの動・静止画保存ができ,さらに,ネットワークを通じたDICOM形式での外部出力や画面でのスムーズな再生を実現した。
〈使いやすさを追求したデザイン〉
プローブにはしなやかで軽いケーブルを採用するなど,本体は人間工学に基づき,操作者の使いやすさと疲労軽減を追求したデザインとなっている。また,よく使うキーの場所を自由に設定するといったカスタマイズも可能。
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