新製品・企業情報

 
核医学(PET)  核医学(PET)

GEYMS,
SPECT/CTの新製品
「Infinia Hawkeye4」を発売

(2006/12/11)

●価格
1億9000万円
●問い合わせ先
GE横河メディカルシステム(株)
広報グループ:松井
TEL 042-585-9249
http://www.gehealthcare.co.jp

Infinia Hawkeye4

 GE横河メディカルシステム(株)は,4スライスの吸収補正用CTを搭載したSPECT/CTの新ラインナップとして「Infinia Hawkeye4(インフィニア・ ホークアイ4)」を大学病院や地域の大規模病院などを対象に発売する。

●主な特長
〈吸収補正用CT「Hawkeye」〉
 全世界で,すでに600台の稼働実績を誇る吸収補正用CT「Hawkeye」を搭載。検出器部分を従来の2倍幅に,4スライス化することで,同じ管球容量のまま,従来に比べて収集時間を半分に短縮,画質向上を実現した。SPECTで検出される放射線が患者の身体を通過することで減弱されている影響を補正し,より正確な医薬品の分布を画像化する。
〈2種類の画像の重ね合わせが可能〉
 SPECTによる「機能画像」に加えて,CTによる「形態画像」の2種類の画像を連続に取得し,重ね合わせることで,病変部位の位置特定が容易になる。

●そのほかの特長
〈従来の検査室に設置しやすい設計〉
 本体サイズは通常のSPECTと同じでありながら,ガントリ部に吸収補正用CTが格納されており,設置面積,電気容量なども従来の装置と同等のため,既存の検査室への設置が容易である。
〈被曝を抑えた設計〉
 吸収補正用CTとして開発され,診断用CTと比較して10分の1の低被曝を実現している。
〈Evolution(コリメータ・検出器の応答関数補正)〉
 骨SPECT検査において,従来の画質を保ったままスキャン時間を半分まで短縮できるため,患者の負担が低減される。