東芝メディカルシステムズ(株)は,院内における診療情報の一括管理から医療機関連携までを1台の端末で対応可能にする診療所向け医事会計,電子カルテ一体型システム「TOSMEC
TRINITY(トスメック トリニティ)」を発売した。
●主な特長
〈医事会計,電子カルテ,DICOM画像ビューワが1台で可能〉
今まで個別だった医事会計システム,電子カルテのハードウエア,ソフトウエア,データベースなどを一体化し,DICOM画像ビューワをオプションとして用意することで,医療情報の一括管理と,外部接続機能の組み込みによる医療機関連携を1台の端末で対応可能にする。
〈ショートカット機能,ボディーマーク機能がさらに進化〉
事前に症状やシェーマ,オーダ,病名などをカルテに一括入力できるよう任意に設定が行える「ショートカット機能」を従来シリーズに引き続き搭載。使い勝手がさらに向上した。また,人体の各部分を選択することで,シェーマを直感的に選択できる「ボディーマーク機能」も搭載している。
〈MWM接続により,診断装置のID入力を簡易化〉
オプションでMWM接続に対応しており,高価なRISを導入することなく,画像診断システム側で検査予定の患者のID情報を取得することができる。
〈中規模病院向け病院情報システムの会計エンジンを標準で搭載〉
90種類の保険,公費を管理することができ,複雑な公費の組み合わせに対しても,負担限度額計算を含め,柔軟に請求計算を行うことが可能。
〈紙カルテに即した画面表示〉
従来の紙カルテに即した画面表示により,初めて電子カルテを利用するユーザーもスムーズに電子カルテに移行できる。 |