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（株）島津製作所は，腹部の超音波検査の結果説明時に役立つ診断画像の図解機能を持つ新型カラー超音波診断装置「SDU-1100」を発売した。
●主な特長
〈腹部アトラス機能「WebAtlas」〉
装置のモニタ上の検査画像に並行して，検査部位の正常断層画像とその図解，さらにその解剖模型図を操作パネルからワンタッチで呼び出せる腹部アトラス機能を標準装備。
〈IMT計測ソフトウエアに対応〉
「IMT計測ソフトウエア」に対応しており，同社の高周波プローブと，高精細画像を実現するデジタル機構により，高精度なIMT計測を支援する。
〈クラス最高の高周波に対応。乳がん検診に威力を発揮〉
クラス最高の15MHzの高周波に対応する高速デジタル処理（M.I.A.テクノロジー）により，高解像度を実現。また，ピクセル単位でフォーカスをかけることにより，深部の臓器についても明瞭に観察できる。外科や整形外科分野のほか，特に乳がん検診で精度の高い検査を支援する。
〈デジタル動画再生が可能〉
パソコンや本体で動画再生できるデジタル動画保存機能を追加することが可能。診断後の画像参照や，動画を使った被検者へ説明も可能となる。
〈電子カルテシステムとのデータ共有〉
同社の電子カルテシステムと組み合わせることで，検査の際に入力する被検者情報を電子カルテから転送し入力できるなど，業務効率が向上している。
〈検査プローブ１本からシステム構成可能〉
検査部位に応じて形状や仕様が異なる検査プローブは，必要なプローブ1本からシステム構成できるため，導入コストの無駄が生じない。 |
