(株)ナナオは,デジタルマンモグラフィ表示モニタ「RadiForceGS510」と,医用画像表示モニタ「RadiForceGS310」の2機種を7月から発売する。GS510は,「RadiForceG51」を,GS310は「RadiForceG31」をベースに,輝度の均一性を向上させる「Digital
Uniformity Equalizer」機能を新たに搭載。画像調整などを行う前面の操作スイッチ部を静電スイッチに変更している。GS510は,2048×2560ドット,524万画素の高解像度により間引き率やモザイク化が少なく,元画像をきめ細かく再現できる。さらに,デジタルマンモグラフィシステム用,および医用画像表示モニタとして,米国医療機器規制FDA510(k)に対応している。GS310は,最適なキャリブレーションモードが選べる「CAL
Switch」機能を搭載し,各種医用画像の読影・参照用をはじめ,電子カルテや所見レポートの作成などの用途に幅広く対応する。
●主な特長
〈Digital Uniformity Equalizer機能〉
画面上の複数か所の輝度測定値と独自技術を生かし,可能なかぎり輝度を均一にする「Digital
Uniformity Equalizer」機能を搭載。
〈10ビット同時表示〉
13ビットの豊富なルックアップテーブルから10ビットを選択・表示することで,微妙な濃度差の違いを識別できる。
〈幅広いラインナップ〉
石灰化などの微小な疾患の観察を容易にするグレアパネルと,外光を乱反射させて映り込みを軽減するアンチグレアパネル,クリアベースもしくはブルーベース仕様,モニタ間の色調を合わせたペアリング仕様など,幅広いラインナップをそろえている。 |