オリンパスメディカルシステムズ(株)は,「EVIS LUCERA 気管支ビデオスコープ
OLYMPUS BF TYPE F260」を発売した。気管支の中心型早期肺がんや前がん病変の早期発見を目的に,特殊光観察の1つである蛍光観察により,通常光観察ではわかりにくい粘膜の微妙な違いを色調として強調表示する。新開発の高感度CCDを内視鏡先端に搭載することで,蛍光観察が可能な気管支ビデオスコープを実現した。また,病変部と炎症部位を容易に識別することを目的に,深部血管のヘモグロビンに吸収されやすい緑色の波長の光を採用した。通常光画像と蛍光画像の切り替えは,光源装置のフロントパネル,またはスコープ操作部のスイッチを押すだけで容易に行える。
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