GE横河メディカルシステム(株)は,ノートブックタイプの可搬型汎用超音波診断装置「LOGIQ
e(ロジック・イー)」を発売した。診療所,検診施設,病院の病棟・手術室など幅広い医療施設を対象に販売していく。「LOGIQ
e」は,同社の汎用超音波診断装置ブランド「LOGIQ」シリーズとしては「LOGIQ Book
XP(ロジック・ブック・エックスピー)」に続いて,2機種目のノートブックタイプとなる。「LOGIQ」シリーズの上位機種に搭載された機能を移植することで,据え置き型装置と同レベルの高性能・高画質を実現した。
●主な特長
〈小型・軽量化〉
大きさは,幅340mm,奥行き287mm,高さ61mmで,重さは約4.6kgという小型・軽量化を実現している。狭いスペースでも設置が可能なほか,ハンドルつきで,持ち運びが容易である。また,時間や場所を選ばず検査室外での検査も手軽に行うことができる。
〈質の高い基本画像〉
据え置き型の中堅機種「LOGIQ 5(ロジック・ファイブ)」と同等の基本画像を実現。また,高解像度15インチのLCDモニタにより十分な画面サイズで操作できる。さらに,トラックボール,バックライトを採用し,据え置き型に近いキーボードのレイアウトになっている。
〈コンパクトかつ高性能〉
立ち上がりは約25秒,切り替え時間は約1秒で,すぐに使用可能なほか,40GBの大容量ハードディスクを搭載。DVD-RW,USB,DICOMにも対応している。検査終了後に画像を調整できる「Raw
Data Management機能」も搭載しており,コンパクトでありながら,高性能となっている。 |