東芝メディカルシステムズ(株)の1.5T MRI「EXCELART Vantage」の国内外の累計出荷台数が,2003年9月に米国で第1号機が出荷を開始してから2年半で300台を突破した。出荷から2年間の累計出荷台数を旧機種出荷実績(240台/5年)と比べると,約2.5倍で,歴代の同社製MRIの中で最短期間での300台達成となった。特に厳しい競争市場である米国において急激に販売が広がっており,過去のどの機種にもない立ち上がりの速さを持っている。同装置は,造影剤を使 用しなくても血管を描出できる撮像法「FBI(Fresh
Blood Imaging)」が臨床現場で高い評価を得ているほか,躯幹部の拡散強調像や,血行動態を非造影で描出できる最新技術「Time-SLIP法」を応用したアプリケーションの導入など,患者にやさしい無侵襲で安全な最先端検査を充実させている。
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