オリンパスメディカルシステムズ(株)は,世界初となる「VISERA脳室ビデオスコープOLYMPUS
VEF TYPE V」を発売した。スコープ先端部に超小型の高感度CCDを搭載することで,従来のファイバースコープのような網目や干渉じまがない明るくクリアな観察画像が得られる。また,スコープ操作部につながるケーブル類が一体化されたことで,内視鏡の操作や術前のセッティングが簡略化し,手術効率が向上した。さらに,内視鏡先端部に樹脂を採用し金属部品を排除することで,止血などの高周波処置具使用時の安全性を向上させている。なお,同処置に関しては,(株)日本エム・ディ・エム社製の高周波手術装置EMF
System「パル-I」と組み合わせて品質を確保している。
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