英国メディックサイト社は,国立がんセンターと8項目にわたる共同臨床試験を開始する。この研究は,国立がんセンターがん予防・検診研究センター長の森山紀之氏の指導のもとに行われる。同社CEO(アジア)のディヴィッド・サムナー氏は,大腸ポリープや肺結節などの病変検出といった時間のかかる読影の負担をCADがどれだけ軽減できるかを中心に検証するとしている。大腸CADツールは3DワークステーションやPACSとのシームレスな統合が可能で,放射線科医による肺野結節病変や大腸ポリープの検出をサポート。CADで強調された対象部位とオリジナル画像を同時に診断できるため,ワークフローと読影作業効率が向上することが証明されている。
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