富士フイルムメディカル(株)は,デジタルX線画像診断システム「FCR」の新ラインナップとして,小型化を追求し,医師1人でのワークフローにも対応した画像読み取り装置「FCR
CAPSULA」と,画像処理ユニット「FCR CAPSULA VIEW」を,New FCRシステム「FCR
CAPSULA SYSTEM」として発売した。X線画像のデジタル化はもちろん,撮影した画像をすぐに表示することでインフォームド・コンセントにも役立つほか,ネットワーク医用サービス「C@Rna」と接続することで,診療所のIT化を強力にサポートする。
●主な特長
〈画像読み取り装置「FCR CAPSULA」〉
「FCR CAPSULA 」は,IPカセッテを新方式の垂直装填方式とし,設置面積を同社従来機と比べ約20%削減。また,簡易オペレーションパネルで,ユーティリティ機能の実行や処理状態が一目で確認可能。
〈多機能画像処理ユニット「FCR CAPSULA
VIEW」〉
「FCR CAPSULA VIEW」は,患者データの入力や撮影部位の選択などの指示,画像確認,画像処理が1台でできる。これにより,「FCR
CAPSULA」を撮影室近傍に設置し,「FCR CAPSULA VIEW」を診察室の医師の机に置いて画像の確認ができるなど,医師1人でのワークフローに対応できるようになる。
〈C@Rnaとの連携〉
必要に応じてネットワーク医用サービス「C@Rna」と接続し,専用回線を使ったサービスを受けることができる。
〈ドライイメージャ 「DRYPIX 1000」〉
別売の小型ドライイメージャ「DRYPIX 1000」と接続し,その場でフイルムでの診断および保管ができる。 |