新製品・企業情報

 
MRI  MRI

フィリップス,コンパクト設計の
超高磁場3T全身用MRI装置
「Intera3.0T」を発売

(2005/11/末)

● 価格
11億〜15億円(仕様により異なる)
● 問い合わせ先
(株)フィリップスエレクトロニクスジャパン
メディカルシステムズ
お客様窓口
TEL 0120-556-494
http://www.medical.philips.com/jp

Intera3.0T

(株)フィリップスエレクトロニクスジャパンメディカルシステムズは,超高磁場3T MRI装置「Intera3.0T」を販売開始する。1.5T MRI「Intera」シリーズの3Tバージョンで,より高精細,高画質を追求した。頭部だけでなく,腹部や心臓など動きを伴う領域にも対応した全身用装置となっている。磁場の均一性に優れ,数種類のシミングを備えることで非常に高い静磁場均一性を実現している。さらに,最新のマルチプロセッサCPUを採用し,撮像と画像処理を同時並行に安定して行える。また,データ容量の多いフェイズドアレイコイル,高分解能撮像,全身撮像,MRI透視,リアルタイムスキャン,SENSE撮像法などにおいても,余裕を持った対応が可能である。

●主な特長
〈最新のコンパクトマグネット〉
全長157cm,ガントリ最小径60cm,重量5.5tで,Intera 1.5Tと同じサイズのコンパクト化を実現。短いガントリは患者に優しく,高い設置性を達成した。
〈強力で精度の高い傾斜磁場〉
最大傾斜磁場強度33mT/m,最大スリューレート160mT/m/ms,直線性1.4%以下で,磁場の均一性に優れており,数種類のシミングを備えることで非常に高い静磁場均一性を実現した。
〈最新のリコンストラクタ〉
最新のマルチプロセッサCPUを採用し,撮像と画像処理を並行して,高速に安定して行うことができる。1秒間に860枚(256マトリックス)の画像再構成速度を実現。
〈ユーザーインターフェイス「Scan Forum」〉
事前に検査内容をカードに登録できる「Exam Card」によって,いつでも簡単に高水準の画質を得ることができる。必要なすべての検査は,プロトコルが登録されたExam Cardをドラッグ・アンド・ドロップするだけで撮像の準備が可能。簡単確実に検査が実施でき,救急検査での有用性も高い。