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GEYMS
高画質と低被曝を実現した
次世代の循環器用X線血管撮影
装置「Innova2100IQ」を発売

(2005/7/7)

●価格
3億円
●問い合わせ先
GE横河メディカルシステムズ(株)
広報グループ:松井
TEL 0120-055123
http://www.gehealthcare.co.jp/

Innova2100IQ

 GE横河メディカルシステム(株)は,これまでのFPD搭載X線血管撮影装置「Innova」シリーズ(心血管専用「Innova 2000」,多目的専用システム「Innova 3100」,頭腹部専用の「Innova 4100」)に,4機種目となる「Innova 2100IQ」(循環器用)を加え,ラインナップを拡大。全国の大学や基幹病院の循環器科,ならびに循環器病センターを主な対象に発売する。

●主な特長
〈新開発のFPDにより世界最高のDQEが実現〉
GEが開発から製造まで一貫して手がけてきた新開発のFPDは,量子検出効率(DQE)を撮影時に79%,低線量での透視時には世界最高の73%を有することから,歪みのない高画質の撮影が可能となった。これにより,血管像やその疾患部,カテーテルなどの治療用具なども鮮明に画像化できるため,血管閉塞や狭窄などの高精度診断が可能となる。
〈多彩な機能が搭載可能〉
静電気を活用して患者とディテクタの距離を自動制御する「Innova Sence」(オプション)機能によって,常に最適なポジションでの撮影やIVRを可能にする。また,撮影やIVR時の各種設定や画像処理を,患者のベッドサイドに設置したコンソールで操作できる「InnovaCentral」(オプション)機能を搭載。以上の2つの機能によって術者がカテーテル操作に集中できる環境を向上させた。また,従来機に比べ,「Innova Sence」とFPDの搭載によって,患者と術者の被曝線量を,最大25%削減できる。
〈リアルタイムDSA機能を搭載〉
撮影時やIVR時に各種画像処理・解析ができるため,循環器領域に加え頸動脈や末梢血管など他部位への応用が可能。
〈リモートメンテナンスサービス「InSiteBB」に対応〉
ブロードバンド回線を活用した「InSiteBB」に対応しているため,装置の不具合の際に遠隔の保守・修理が可能なため,ダウンタイムの軽減に寄与する。