(株)ナナオは,高画質画像の安定表示を実現する医用画像表示液晶モニタ「RadiForce
G33/R31」と高精度な品質管理のキャリブレーションツール「Clip-On Swing
Sensor G1」を発売する。
●「RadiForce G33」の主な特長
「RadiForce G31」の上位モデルとして,独自の12bit同時表示やモニタ内格納式のキャリブレーションセンサー「Built-In
Swing Sensor」を搭載するなど,多彩な新機能を多数搭載した3Mピクセル対応の53cm(20.8)型モノクロモニタ。各種画像の忠実な再現はもちろん,管理サーバ側からのリモートキャリブレーションも可能にするなど,IT化が進む先端の医療現場へ,高画質画像と効率的な品質維持・管理環境を提供する(9月中旬発売)。
●「RadiForce R31」の主な特長
「FA2090」の後継機として,RGB各色10bitカラー入力,「Lifetime Expectancy
Analyzer機能」によるバックライトの寿命表示,特定のエリアを最適表示化する「Independent
Image Setting機能」,最適なキャリブレーションモードが選べる「CAL Switch機能」などを搭載した,3Mピクセル対応の53cm(20.8)型カラーモニタ。モノクロ画像とカラー画像を併用した表示システムとして,また,それらの画像の複数枚表示,電子カルテ,所見レポート作成用のモニタとして幅広い用途に対応する(9月下旬発売)。
●「Clip-On Swing
Sensor G1」の主な特長
USBケーブルでモニタと接続し,モニタ前部に取り付けるだけでリモートキャリブレーションが行える品質管理ツール。DICOM
Part 14 Standardに対応したキャリブレーションができ,モニタの輝度だけでなく環境光の測定も可能。従来機種にも対応し,モニタの品質維持や管理作業を大幅に軽減し,フィルムレス運用の導入,維持・管理などにかかる総費用の削減に効果を発揮する(8月下旬発売)。
*リモートキャリブレーションには,モニタ品質管理ソフト「RadiCS」やネットワーク品質管理ソフト「RadiNET
PRO」が必要。なお,両ソフトの「Clip-On Swing Sensor」対応は8月下旬発売予定の次期バージョンからとなっている。 |