中国電力設立の中電病院(広島市,岩森 洋院長)は,共同利用型の検診施設「PET・検診センター」を新設し,7月からPET検査を開始する。GE社製のPET-CT装置「Discovery
ST」を3台導入し,広島大学病院などの県内の基幹病院,診療所,検診機関と連携,共同利用型の検診センターを目指すという。新センターの設立構想が発表(2004年5月)される以前は,広島県内にはPETを持つ病院がなく,他県で受診する必要があり,PET診断のニーズが高まっていた。中電病院では,新センターを設立することでがんの早期発見に役立て,また,広く地域の病院にも利用してもらい,地域医療に貢献したい考え。
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