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島津製作所
17インチ角FPD搭載
一般X線撮影システム
「RADIOTEX Safire」を発売

(2005/3/31)

●価格
1億6000万円
●問い合わせ先
(株)島津製作所
医用機器事業部マーケティング部販売促進課
TEL 075-823-1271
http://www.shimadzu.co.jp

RADIOTEX Safire

 (株)島津製作所は,17インチ角の直接変換方式FPD搭載の立位および臥位撮影用新型一般X線撮影システム「RADIOTEX Safire」を発売した。

●主な特長
〈直接変換方式FPDによる超高精細デジタル画像〉
直接変換方式FPDは,X線を受けてから画像化するまでの変換プロセス最小限にしているため,変換過程での信号劣化やノイズ混入を極小化でき,超高精細画像を提供する。また,高感度であるため被ばく量の低減が期待でき,線量を抑えながらも細部まで忠実に再現する。
〈大視野17インチ角FPD〉
17インチ角の大視野FPDは,医療用のフィルムの最大サイズの縦・横いずれもカバーし,胸部,腹部,整形領域などあらゆる検査対象に対応する。
〈スピーディな画像表示〉
大量のデジタルデータをつくりだす大視野・高精細FPDを搭載しているにもかかわらず,撮影後に画像が表示されるまでの時間は世界最短の2秒。次の撮影までの待ち時間もわずかに4秒と短く,検査の流れが飛躍的に改善される。
〈多様な位置決めに柔軟対応〉
X線管懸垂器は上下の移動範囲が160cmと大きいため,臥位撮影時には十分に撮影距離を確保でき,また,立位撮影時には膝などの低位置での撮影も可能。さらに,任意の角度でポジショニングができ,特に整形領域での複雑な角度の撮影も容易にする。
〈スムーズな検査フロー〉
X線管懸垂器の焦点の高さは,撮影スタンドのFPD,または撮影テーブルの高さに合わせて連動移動する。また,従来はX線高電圧装置でのみ行っていた撮影条件の設定を,X線管懸垂器でも行えるようにしている。