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テルモ（株）は，インドネシア・スマトラ島沖地震で被害を受けた地域に対し，感染症対策用に10万人分の医療品を寄贈する。被災地では，衛生状態の悪化や避難キャンプの密集などにより，コレラや腸チフスといった感染症が発生する危険性が高まっている。テルモではすでに，被災国当局からの要請に応え，現地子会社から注射器などの緊急支援を行っているが，今後さらに必要性が高まると予想され，被災地全地域に対して本社からの寄贈を決定したという。寄贈するのは，注射器，注射針，輸液セット，輸液用注射針，医療用グローブなど，総額4000万円相当の医療品。現在，各国の関係機関と寄贈品の提供方法について協議中で，決定しだい実施する予定だ。
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