新製品・企業情報

 
デジタルイメージング  デジタルイメージング

島津製作所
17インチ角直接変換方式
FPD搭載一般X線撮影システム
「RADIOTEX Safire」を発売

(2004/11/25)

●価格 1億2000万円
●問い合わせ先
(株)島津製作所
医用機器事業部マーケティング部販売促進課
TEL 075-823-1271
http://www.shimadzu.co.jp

RADIOTEX Safire

 (株)島津製作所は,17インチ角の直接変換方式FPDを搭載した一般X線撮影システム「RADIOTEX Safire」を発売した。大視野17インチ角FPDの採用により,あるゆる検査領域がカバーでき,撮影後すぐに高精細画像を用いた診断が可能となる。また,高い感度特性によりX線被ばく量の低減も期待できる。さらに,デジタル画像であるため,画像処理を加えることで関心領域を見やすくでき,院内ネットワークへもスムーズに対応する。

●主な特長
〈高精細デジタル画像〉
直接変換方式FPDは,X線を受けてから画像化するまでの変換プロセスを従来よりも最小限にしているため,変換過程での信号劣化やノイズ混入がきわめて少ない超高精細画像を実現した。また,優れた高感度特性により,低い被ばく量での撮影を可能にする。
〈大視野17インチ角FPD〉
17インチ角の大視野FPDは,医療用フィルムの最大サイズに対応した大きさであり,あらゆる検査領域をカバーする。
〈あらゆるポジショニングに柔軟に対応〉
X線管球の保持装置であるX線管懸垂器は,上下の移動範囲が160cmと大きいため,膝などの低位置の撮影にも対応する。また,X線管球は,垂直および水平の任意角度での位置決めが可能で,特に整形領域においては複雑な角度の撮影も容易になる。
〈スムーズな検査フローを支援〉
X線管懸垂器の焦点の高さは,撮影スタンドのFPDの高さに連動して自動調整が可能。また,従来はX線高電圧装置で行っていた撮影条件の設定が,X線管懸垂器でもできるようになるなど,それぞれの機能を連動させることで利便性を高め,スムーズな検査フローをサポートする。