富士フイルムメディカル(株)は,新潟県中越地震で被災した医療施設の復旧支援活動の一環として,震源地に近く,大きな被害を受けた新潟県厚生連魚沼病院に対し,X線機材を搭載した災害対策車1台を派遣した。対策車には,電源機,X線発生装置,FCR(Fuji
Computed Radiography),ドライイメージャなどが搭載されている。画像診断設備が使用不能,あるいは電気が不通の場所でもX線撮影が可能だという。このほか,X線フィルム用現像機の故障に対応するため,小型FCR
XG-1とドライイメージャを搭載した移動車も3台派遣し,被災地域の医療施設の支援を行っている。
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