|
シーメンス旭メディテック（株）は，MRI装置「MAGNETOM Symphony」の最上位機種1.5T「MAGNETOM
Symphony Advanced」を発売した。「Advanced」は，使用頻度の高いオプションを標準装備。最新のソフトウエアを搭載しているため，より効率的，高パフォーマンスの検査を実現する。
●主な特長
〈短時間での広範囲・高分解能撮像〉
独自のコイルテクノロジー「IPA」と「iPAT」の組み合わせにより，広範囲撮像においても圧倒的な撮像スピードを実現。テーブル移動と組み合わせれば，さらに広い範囲をとらえることもできる。また，複数のプリアンプと独立したレシーバを同時に使用して完全独立処理を行う。これにより，S/Nの高い，高分解能スキャンを実現する。
〈検査時間の短縮〉
「MAGNETOM Symphony」に比べ2〜4件の検査を無理なく増やすことができるなど，検査時間の短縮を実現。これにより，経営面だけでなく，患者負担の軽減にも貢献する。
【基本スペック】
・RFコイル：CPヘッドアレイ，CPスパインアレイ，CPネックアレイ，
CPボディアレイ，CPフレックス，CPマンモアレイ，
CPペリフェラルアレイ，ほか
・ホストコンピュータ：2GB，3Ghz×2機
・イメージプロセッサー：2GB，3Ghz×2機
・画像再構成時間：355枚/秒（256×256），
3226枚/秒（256×256，25％FOV）
・画像保管用磁気ディスク容量：73GB
・外部記憶媒体：DICOM対応CD-R
・画像撮像法：SE，IR，FLASH，FISP，PSIF，DESS，CISS，
Turbo SE，Turbo IR，Turbo FLASH，MP-RAGE，TrueFISP，
MEDIC，EPI，ほか
・画像処理機能：リアルタイムMPR，MIP，SSD，VRT，
Diffusion/ Perfusion解析，自動サブトラクション，自動MIP，
フリーハンド トレースMIP，フュージョン，ほか |
