コダック 従来の半分の被ばく線量で 優れた画質を提供する X線フィルムを開発 (2004/7/15)
●問い合わせ先 |
|
イーストマン・コダック社は,現在必要とする半分の被ばく線量で,従来どおりの優れた画質を提供するX線フィルムを開発した。新開発のX線フィルムは,高感度での撮影ができるように設計されおり,撮影時の患者の動きなどによる撮り直しが減少。被ばく線量の最小化にも貢献する。同社では,「被ばく線量を低減すると画質が犠牲になることは避けられなかった。今回発表した新しいX線フィルムでは,画質については高い基準を維持したまま,放射線量が少なくすむように設計されている」としている。8月に米国やヨーロッパの数か国の施設でテストを開始。日本への導入は未定だという。 |