キヤノン、
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キヤノン(株)は,X線デジタル撮影装置の新製品として,「キヤノンデジタルラジオグラフィ CXDI-50G」と「キヤノンデジタルラジオグラフィ CXDI-40C」を発売した。 |
● CXDI-50Gの主な特長 |
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〈大判撮影が可能なカセッテタイプ〉 35cm×43cmの有効撮影範囲を備えながら,重量4.8kg,厚さ約23mmと軽量・薄型を実現。可搬性に優れ,あらゆる角度からの撮影ができる。 |
● CXDI-40Cの主な特長 |
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〈撮影線量の低減と高精細大判撮影の両立〉 43cm×43cmのX線平面センサーを搭載。また,蛍光体層に採用したヨウ化セシウム蛍光体がセンサーの感度を大幅に向上。従来の約半分の線量で高精細画像が描写できる。 |
● 共通の特長 |
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〈高精細で安定した画像〉 X線平面センサーには,希土類蛍光体(GOS)層とアモルファスシリコン平面センサーを組み合わせた「LANMIT」を採用。センサーの画像ピッチは160μmで高精細を実現しているため,16384階調のデジタル化が行える。また,約4けたの広いダイナミックレンジを持っている。 |
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〈優れた操作性と拡張性〉 従来機種の「CXDI-40G」,「CXDI-31」と組み合わせてシステム化することで,一般X線撮影のほぼ全域において最適な撮影が可能。システム全体を1台の制御部でコントロールできる。 |
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〈リアルタイム撮影〉 X線平面センサーの搭載で,撮影後3秒で画像を表示できる。さらに,カセッテの交換作業などフィルム搬送プロセスがなく,スピーディで効率の良い診断が可能となっている。 |
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〈DICOM3.0に準拠〉 院内ネットワーク上の画像関連装置と容易に接続できる。 |