島津製作所
高精細デジタル画像技術搭載
外科用X線テレビシステム
「OPESCOPE PLENO」を
発売
(2004/6/9)




■ 3200万円
(株)島津製作所 医用機器事業部 マーケティング部 販売促進課
TEL 075-823-1271
http://www.shimadzu.co.jp




 (株)島津製作所は,血管撮影専用機に匹敵する高精細画像と画像処理機能により,血管造影検査が可能な100万画素CCDカメラ搭載の外科用X線テレビシステム「OPESCOPE PLENO」を発売した。

「OPESCOPE PLENO」の主な特長

〈高精細でより自然なコントラスト〉
空間分解能1024×1024マトリクス,濃度分解能12ビットの100万画素CCDカメラを採用。これにより,高精細でより自然なコントラストの高画質画像が微細部まで識別でき,手術部位を的確に把握できる。

〈最速7.5画像/秒の高速リアルタイムDSA〉
最速7.5画像/秒の高速リアルタイムDSA撮影が可能で,術中の血管走行の確認が容易。また,血管だけを強調するスーパーシネ機能など,血管撮影専用機と同様の機能を標準搭載しており,幅広い手術に対応する。特に,通常は2度の撮影で得られるDSA画像を1度で構成する機能「RSM-DSA」を搭載し,被写体が動いても画像にまったく影響が出ず,麻酔下の患者が呼吸ができない場合などにも対応している。

〈高画質かつ低被曝〉
大容量のX線管の採用により,従来比2倍の長時間透視が可能。また,最大15パルス/秒のパルス透視機能との組み合わせにより,高画質を保ちつつ被曝を大幅に低減している。

〈優れた操作性〉
Cアームは,ケーブルやレバーをなくしたすっきりとしたデザイン。また,外科手術での複雑な位置合わせをすばやく確実に行うために,完全バランス方式を採用し,すべての操作が手動で行える。18インチのLCDモニタを装備しているほか,操作盤と同じ操作ができるタッチパネル機能も備える。さらに,画像データの収集から保管,画像転送まで,フルデジタルで対応しており,効率的な手術を支援する。