東芝メディカルシステムズ、
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東芝メディカルシステムズ(株)は,集団検診用のX線システムとして,胃・胸部の検診に適用可能な「DTP-5000A/ MXO-32C」を発売した。検査効率を重視し,省スペース設計,32kWの高出力を両立。高画質な画像が得られるという。2004年度,排ガス規制による車載X線システムの更新需要がピークを迎えることに対応し,さらなるシェア拡大を狙う。 |
●「DTP-5000A/MXO-32C」の主な特長 |
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〈被検者の移動が少ない効率的な検査が可能〉 胃部検査用透視撮影台「DTP-5000A」は,映像系の身長方向ストロークを従来比約18%増の620mmとし,広範囲な部位の診断を可能にした。 |
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〈コンパクトな設置スペース〉 「DTP-5000A」の寝台奥行き寸法1390mmと,従来より約14%コンパクト化。自由な搭載が可能となり,ひろい検査スペースを確保できる。また,X線高電圧装置「MXO-32C」は,コントロールキャビネットに高電圧発生器を内蔵し,ユニット数を削減。同時にユニットの軽量化も実現した。 |
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〈デジタルイメージ収集装置の標準装備〉 従来はオプション扱いのデジタルイメージ収集装置を標準化。撮影した画像を即座に大画面モニタで確認できる。 |
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〈高鮮鋭な画像〉 大出力32kWの「MXO-32C」には高周波インバータを採用。また,陽極蓄積熱容量600kHUの大容量X線管も採用することで,短時間撮影が可能となり,体動ボケのない高鮮鋭な画像を実現。連続の撮影に対応できる。 |
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〈操作性と効率性の向上〉 操作部にはカラー液晶タッチパネルを採用。検査室監視カメラ映像の表示もできる。また,連続して次の撮影に自動的に移行できるオートプログラム撮影機能も搭載。限られた空間でのレイアウトの自由度がひろげられる設計にもなっている。 |