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シーメンス
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シーメンス旭メディテック(株)は,Tim(Total imaging matrix)テクノロジーを搭載の1.5TMRI装置「MAGNETOM Avanto」を発売した。 |
●「MAGNETOM
Avanto」の主な特長
〈従来比97%カットの静音化〉 マグネット,傾斜磁場コイル,マグネットカバーの新設計に加え,ソフトウエアも改良することで,ノイズを99dB以下という,30dBもの削減に成功。97%の静音化を実現した。一方で,全身用装置として史上最高性能である45mT/m,SR=200をFOV=50cmで実現するSQ-engineと,33mT/m,SR=125,FOV=50cmのQ-engineの2種類を用意,傾斜磁場性能は強力になっている。 |
〈自動化されたワークフロー〉
日本語対応の共通言語「Syngo」を搭載。また,MIPなどの画像や,ワークステーションなどへの転送も撮像終了と同時に自動的に行う。さらに,前回と同じスライス断面を自動で設定するAutoAlign機能や複雑なMRIの撮像パラメータを,世界中のユーザーと交換できるPhoenix機能を装備。このほか,インターネット上の「MAGNETOM World」から画像をダウンロードして,コンソールにコピーするだけで同じ撮像パラメータを使用することもできる。 |
〈動く部位に強い「PACE」法〉
PACE(Prospective Acquisition and CorrEction)法により,スライス間に隙間のない検査が実現。モーションアーチファクトも抑制されている。 |
〈検査時間の短縮によるサービス向上〉
現在,多くの基幹病院では1日に15〜20件の検査が一般的だが,Timを搭載することで,4〜6件増やすことが可能。また,同じ検査枠内で異なる部位を検査することができるため,患者サービスが向上する。 |