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東芝メディカルシステムズ、
世界最小スライス幅0.5ミリ装備の4列マルチスライスCT
「Asteion Super4 Edition」を発売
(2003/11/26)




■ 7億2000万円
東芝メディカルシステムズ(株)CT事業部
TEL 03-3818-2090
http://www.toshiba-medical.co.jp



 東芝メディカルシステムズ(株)は,世界最小スライス幅0.5mmの4列マルチスライスCT「Asteion Super4 Edition(型名:TSX-021B)」を発売した。マルチスライスCTをはじめて導入する一般病院など,幅広いユーザー層が安心して使用できるよう,「ガイドモード」といった簡単操作,撮影サポート機能を充実。また,マルチスライスCT「Aquilion16」で培った技術を採用しており,4列マルチスライスCTのなかでもトップクラスの画質を実現している。東芝のマルチスライスCT技術を集大成した“身近な高級機”となる。

「Asteion Super4 Edition」の主な特長

〈世界最小スライス幅0.5mm〉

冠状断面,矢状断面の画像が,横断面画像と同等の画質(アイソトロピック画像)で得られる。

〈最長180cmの撮影範囲〉

世界最長(同社調べ)180cmの体軸方向の撮影範囲を有する寝台を標準装備。

〈最速4枚/秒の超高速再構成〉

超高速再構成によりスピーディな操作が可能。また,横断面画像からMPR画像,3D画像へスムーズに移行できる。

〈再構成法TCOTにより頭部検査での被曝低減〉

16列システムで培った,コーン角の影響を正確に計算する独自のTCOT再構成も標準装備。頭部検査において架台を傾斜させた状態でもヘリカルスキャンが可能となり,検査時間の短縮,眼球への被曝量を約1/5に低減する。

〈造影剤検知自動スキャン機能「RealPrepTM」〉

造影剤の流入を自動検知し,最適なタイミングでスキャンを開始する独自の技術「RealPrepTM」も標準装備。

〈冷却効率864kHU/秒のX線管球〉

マルチヘリカルのために開発した,864kHU/秒という冷却効率の良いX線管球を装備。冷却待ち時間が少なくすむ。