ホーム 医療と画像の総合情報誌 月刊インナービジョン 臨時増刊号 3D PACS ネットワーク対応リアルタイム3Dイメージング
2005年4月5日発行 監 修:西谷 弘(徳島大学病院放射線科教授) マルチスライスCTやMRIをはじめとした画像診断装置から日々生成される,大量の画像データ。その対応に追われる臨床現場待望のネットワーク対応型リアルタイム3D画像作成システムは,HIS,RIS,PACS,そして,電子カルテとのシームレスなリンクが可能な「3D PACS」として,新たな分野を切り拓いた。ネットワーク上の汎用PCをクライアントに,いつでも,どこからでもリアルタイムに,VR,MIP,MPRなどの3D画像を再構成できるこのシステムは,効率的な読影や治療・手術計画,さらにはインフォームド・コンセントなどに有効活用されている。 本誌は,海外も含めた豊富な導入事例により,「3D PACS」システムの有用性と実際のノウハウを解説する。また,3D画像処理やネットワーク技術の基礎など教科書的な内容も含み,学生やベンダーSEの教育にも活用できるような構成にしている。さらに,遠隔医療,地域連携の展開を視野に入れた解説も含まれる。 「3D PACS」は,これからの医療情報システムや遠隔医療のキー・アーキテクチャとなるだろう。本誌は,「3D PACS」を活用し,次世代を担う画期的なシステムを構築・導入するために,必ず役立つ1冊である。 Contents 【巻頭言】石垣武男(名古屋大学医学部放射線医学講座教授) 【特別寄稿】Rubin, G. D.,M.D.(スタンフォード大学医学部放射線科助教授) 第1章 3D画像作成の基礎技術 第2章 3D画像の臨床的有用性 第3章 3D PACS構築法 第4章 3D PACS運用の実際<国内12施設,海外3施設> 大規模〜小規模システムの構築例(海外事例も含めて) 第5章 各社PACSシステム紹介 【添付CD】 Aquarius製品による3D画像作成
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