2000年6月25日発行
2000年7月特集号
Vol.15,No.7
特集
IT化時代の医療情報システムの動向 2000
マルチベンダー環境実現のためのコンセプトとテクニック
(企画協力:秋山 昌範 国立国際医療センター情報システム部長)
総論 ―― マルチベンダー環境実現のためのコンセプトとテクニック
秋山昌範
II マルチベンダー環境に向けたシステム構成のポイントとボトルネック
1.ネットワークを含めたインフラストラクチャ
- ネットワーク環境を含めた医療情報の安全性
山本隆一
- VPNを中心に
木内貴弘
2.ハードウエア
- 次世代インターネットプロトコール:IPv6と医療系への応用
辰巳治之ほか
- ネットワーク機器 ――ネットワーク技術の動向と医療分野での活用について
山下芳範
3.アプリケーション(ソフトウエア)
- CORBAによる医療情報交換用バス(マルチメディア環境における医療アプリケーション連携)
大江和彦
- 公開鍵基盤(PKI)を中心に
坂本憲広
4.連携技術(インターフェイス)
- HL7について
木村通男
- DICOMについて
安藤 裕
5.Web技術による連携
- 分散オブジェクト技術の導入(CORBA,COM)
作佐部太也
6.ケーススタディ
- 北海道大学医学部附属病院
宮坂和男/渡辺良晴
- マルチベンダーシステム間連携北里研究所病院のNEOCIS-2000プロジェクト
村田晃一郎ほか
- 国立国際医療センター
秋山昌範
III 電子カルテの動向 2000
――電子カルテ元年の展望(診療情報管理の視点から)
1.電子カルテの現状と課題
- 電子カルテとは何か――何を目的とし,何をもたらすか
秋山昌範
2.各種標準化の動向
- 医薬品コードの標準化
土屋文人
- 医療材料コードの標準化と今後の動向
酒井順哉
- 医薬品流通コードの標準化
田辺忠行
- 医薬品情報の標準化について
佐々木哲明
- 保健医療分野における標準化プロジェクト
桐生康生/谷口 隆
3.ケーススタディ
- 電子カルテ・システム(IIMS)の開発と運用
瀬戸山元一ほか
- 新宿病診連携システム ――地域医療連携支援のための医療情報システム
秋山昌範
IV 遠隔医療の動向 2000
1.2000年に至る遠隔医療の総括 開原成允
2.ケーススタディ(新しい試みを中心に)
- CATVインターネットとVPN接続を利用した遠隔画像診断(三重大学⇔山中胃腸科病院)佐久間 肇ほか
- インターネットを利用した遠隔医療における共通 データベースの構築
周藤安造ほか
VI 医療情報電子保存の動向 2000
1.電子保存新通知の解釈とガイドラインの解説
斎藤哲男
2.電子保存の技術と運用の考え方
大山永昭
3.電子保存におけるセキュリティの検討
喜多紘一
4.新基準に準拠した医療情報の電子保存
山本隆一
〈座談会〉診療放射線技師によるRISの設計から稼働まで
――いかにしてマルチベンダー環境の実現に成功したか
(出席:北海道大学医学部附属病院放射線部ワーキンググループメンバー
DI & DII NEWS
*OVER READ
- TVによる放射線医学の扱いが「ER」からPRへ移行
- もっと良い撮像法があったら,エレノア・ルーズベルトを救うことができたか?
- 仮想大腸鏡のイメージングを改善
*COVER STORY
- 冠状動脈カルシウムスクリーニングによる石灰化予防の可能性はあるか?
【一般記事】
IVリポート
- 国際放射線防護学会第10回国際会議(IRPA-10)広島国際会議場にて開催
- アロカ,2000アロカ技術フェアを開催
- シーメンス旭メディテック,MD-CT講演会を開催
- シーメンス旭メディテック,SONOLINE Elegraユーザーズミーティング開催
- 中外メディカル-日立メディコ,韓国で初のユーザーズミーティングを開催
Infomation
- JIRA,新会長に東芝医用システム社社長
- 桂田昌生氏を選出
- 第2回国際造影超音波京都シンポジウム開催のお知らせ
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