東芝メディカルシステムズ

Technical Note

2008年2月号
特集−Cardiac Imaging最前線−循環器画像診断の到達点− W Cardiac Imaging最新技術動向−各社モダリティ別技術紹介

CT−東芝の最新心臓CT技術

冠動脈造影検査に代替しうる心臓CT検査を行うためには,適切な撮影条件の決定,最適な心位相の選択,不整脈への対応が必要となります。
aquilion 64列システムには,Heart NAVI,Phase NAVI,ECG Editorを搭載し,心臓CT検査のクオリティ向上と不整脈への対応を可能とします。

●Heart NAVI

患者さまごとに違う心臓の動きに合わせて,毎回撮影条件を変更する必要があります。Heart NAVIは,検査前に心拍データを取得することで最適な撮影条件を算出して,実際の撮影に反映させ ます。

●Phase NAVI

Phase NAVI(図1)は,撮影して得られた データより,最も動きの少ない心位相を自動で検索し,画像再構成を行います。従来行われていた静止心位相の選定作業を省くことにより,ワークフローの向上を実現します。

●ECG Editor

心臓CT検査では,時間分解能を向上するために複数の心拍データより任意の心位相データを抽出して画像を作成しています。そのため撮影中に不整脈が発生すると,そのデータはほかの心拍データと異なるため,アーチファクトの原因となります。
ECG Editor機能では,撮影中に発生した不整脈データを除外することにより,アーチファクトのない画像作成を可能にします。


図1 Phase NAVIの概要
図1 Phase NAVIの概要


【問い合わせ先】 CT事業部