GEヘルスケア・ジャパン

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Technical Note

2010年8月号
Women's Imaging 2010最新技術

MRI−MRガイド下集束超音波治療器「ExAblate 2000」による子宮筋腫の低侵襲治療

日本人成人女性の4人に1人が発症すると言われる子宮筋腫の治療を,腹部を切らずに日帰り手術で実施できるようになります。痛みや副作用もほとんどなく,加えてMRIで常時監視しながら治療できるため,安全性も確保でき患者さまのQOL(生活の質)が飛躍的に向上します。
ExAblate 2000は,MRIで撮像した画像をもとに,体外から超音波を照射して筋腫領域に集束させることで,筋腫組織を局所的に加熱し,壊死させる集束超音波治療(FUS:Focused Ultrasound Surgery)装置です。

●集束超音波の照射による低侵襲な子宮筋腫の治療
MRガイド下で,子宮筋腫に体外から集束超音波を照射して治療するので,麻酔もメスも使いません。日帰り治療を実現できます。

●MR画像の位相データをもとにした温度マップ表示
集束超音波を照射している間も,3秒ごとにMRI装置でデータを取得しているので,リアルタイムに温度グラフ,温度マップが確認できます。温度管理しながら治療ができるため,安全性を確保できます。

●MRガイド下で,治療計画から治療評価まで実施
診断からフォローアップまで,MRIと超音波の技術下で実施可能なため,被ばくの心配はありません。

●診断用MR画像撮像時は,MRI撮像テーブルへワンタッチ交換
ExAblate 2000は,GE HealthcareのMRI装置とのみ接続が可能です。
MRI専用のモービル型患者撮像テーブルとワンタッチで交換ができるので,1台のMRI装置を,治療用または画像診断用として有効活用できます。

ExAblate 2000による治療の様子
ExAblate 2000による治療の様子


【問い合わせ先】 MRセールス&マーケティング部 TEL 0120-202-021