GEヘルスケア・ジャパン

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Technical Note

2010年1月号
Cardiac Imaging最前線 −最新CTがもたらすイノベーション−

WS−冠動脈CT検査を生かすGEの最新アプリケーションソフトウエア

最良の診断画像の提供のため,開発されているのはスキャナだけではない。得られた画像をさらに有効活用するためのアプリケーションも,弊社ワークステーション「Advantage Workstation」では豊富に取りそろえている。
中でも,冠動脈解析を自動で行う機能を搭載した“Card IQ Xpress Elite”や,心機能解析専用ソフトウエア“Card IQ Function Xpress”は,冠動脈CT検査が普及した昨今では必要不可欠なアプリケーションソフトウエアである。さらに,CTの形態情報と核医学の機能情報を重ね合わせることが可能な“Card IQ Fusion”は,それぞれの装置の特長を生かした新しい診断画像を提供する(図1)。


図1 冠動脈CT検査におけるさまざまなアプリケーションソフトウエア
図1 冠動脈CT検査におけるさまざまなアプリケーションソフトウエア

また,さらなる画像解析のスループット向上のため,2008年から“Auto Launch”という機能を搭載した。この機能は,画像選択からアプリケーション起動までの時間さえも短縮し,より多くの画像解析をより迅速に行うことを可能とする。Auto LaunchとCard IQ Xpress Eliteの組み合わせにより,これまで数時間かかっていた冠動脈解析も大幅に時間短縮が可能となった。
MDCTの登場から10年,冠動脈CT検査が可能になり,MDCT,ワークステーションともに冠動脈CT検査の課題を払拭するべくさまざまな角度から技術開発を繰り返してきた。
GEヘルスケアでは,今後も患者さんへの負担軽減を最重要課題とし,最適な診断画像を最適な撮影条件,最適な環境で提供可能とする技術開発を進めていきたい。



【問い合わせ先】 CTセールス&マーケティング部 TEL 0120-055-919