PhyZiodynamicsは,独自の画像解析アルゴリズムと膨大なデータ処理が可能な高速化技術によって実現された技術で,大量の画像データを最適に高速に処理することができる。その結果,心臓や脳の詳細な構造を4Dで解析することを可能にし,モダリティから得られるさまざまな情報を融合して,動きの中で生体情報を可視化できる。PhyZiodynamicsは,現在,アメリカのハーバード大学,クリーブランドクリニック,メイヨークリニック,UCSF,UCSTなど,主要な大学や研究機関との共同研究が始まっている。
さらに,今回は“PhyZiodynamic inVivo”(W.I.P.)という,最新の技術が参考出品された。inVivoでは,4Dで画像処理を行うことが可能で,1万6000スライスの画像をリアルタイムに処理できる。それによって,心臓や脳の内部の動きがリアルに観察でき,従来には考えられなかった知見が得られるという。デモコーナーでは,心臓の4D再構成による弁の動きや,脳神経領域で血流とパフュージョンのデータを重ね合わせた4D Brain perfusion,4D SPECT/CTなどの画像が紹介されていた。
山村雅夫社長 |
(PhyZiodynamicsの動画はこちらへ)
4D Brain perfusion |
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