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RSNA2009

■TeraRecon,Inc
バージョンアップされたAquarius iNtuitionの新機能を中心に展示

RSNA2009 [第3日目:12月1日(火)]

TeraReconブースでは,現在のver.4.4.2からver.4.4.3,4.4.4,4.4.5へと順次バージョンアップが予定されている「Aquarius iNtuition」(Aqi)の新機能などを中心に,院内で解析・計測結果のデータベース化が図れるよう,他のシステムとのデータの受け渡しが柔軟に行えるようになったことをアピールした。

TeraReconブース
TeraReconブース

受付風景 ブース内の様子
受付風景 ブース内の様子

AquariusNET Serverは,汎用PCにクライアントビューワをインストールして使用するが,Macintoshには対応しておらず,また,PACSビューワと連携して使いたいという要望があっても,メーカーや施設によっては1台のPCに複数のソフトウエアを入れることが困難なケースもあった。そこで,それらの課題を解消するためにクラウドコンピューティングの思想を取り入れた新システム“Aquarius iNtuition VCC(Virtual Client Concentrator)”が発表された。Aqiビューワに搭載されたすべての機能が院内のPCにインストールすることなくWebブラウザを経由して利用可能なほか,SSL(Secure Socket Layer)通信によって,セキュリティも十分に確保される。また,もともとAquariusNET Serverは,ラックスペースがわずか2Uの省スペース設計だが,Aquarius iNtuition VCCを追加しても,トータルでわずか3Uのスペースに設置できる。また新たに,各クライアント端末から,CD/DVDに患者データを書き込むことが可能となり,その際に一緒に書き込まれるフリービューワも新しくなった。従来はアキシャル像の参照しかできなかったが,新ビューワではサジタル,アキシャル,コロナルが1度に観察でき,オブリーク画面の表示やVR画像などの3D画像およびMIPもサポートされた。さらに,電子カルテとの連携起動がより簡単になり,AquariusNET Serverのデータベースへのアクセス性が向上した。

このほかにも,さまざまな新しいツールやアプリが搭載される予定となっている。

Aquarius iNtuition
Aquarius iNtuition

新しくなったフリービューワ
新しくなったフリービューワ

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