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RSNA2009

■AZE − 北米進出後初のRSNAでAZE VirtualPlaceを強力にアピール

RSNA2009 [第1日目:11月29日(日)]

2008年12月,カリフォルニアにカスタマーサポートに重点を置いた「AZE of America」を設立したAZE,Ltdは,「武士道」をテーマに,RSNAではきわめて異色な日本風のブース(South Building内)を展開し,「AZE VirtualPlace」(国内では「AZE VirtualPlace raijin」など)の日本発の技術を強力にアピールした。昨年よりも大きくなったブースの中央には,鎧兜が展示され,米国だけでなく世界各地からの来場者の注目を集め,会場は常に賑わいを見せていた。また今回は,Lakeside CenterのJapan Pavilion内にもブースを出展した。


South Building内のAZE,Ltdブース
South Building内のAZE,Ltdブース

Japan Pavilion内のAZE,Ltdブース
Japan Pavilion内のAZE,Ltdブース

左から,AZE of America Director, Marketingの長谷川峰司氏,AZE of America Sales VOのJohn Sims氏,畦元将吾 代表取締役社長
左から,AZE of America Director, Marketingの長谷川峰司氏,
AZE of America Sales VOのJohn Sims氏,
畦元将吾 代表取締役社長


South Building内のメインブースでは,米国における画像解析へのニーズを踏まえ,AZE VirtualPlaceと,従来よりも操作性が大幅に改善した新ビューワを展示した。モニタ診断を行う際の診断のしやすさを重視しており,サーバからそのつど情報を呼び出す作業を行わなくても,モニタ上に表示された患者さんの各モダリティの画像情報の一覧をクリックするだけで必要な画像が簡単に表示できる機能が搭載されたほか,画面を自由に分割して,現在の画像と過去画像の比較や他のモダリティ同士の比較,動画と静止画の比較などが簡単に行えるようになった。同時に,より高精度なオート解析が可能になり,以前よりも使いやすくなったことが実機で個別に説明された。また,AZE VirtualPlaceは豊富なアプリケーションと画質の良さが国内外から高く評価されているが,今回は特に新しいソフトウエアとして,冠動脈CTと心筋シンチグラフィなどのさまざまな機能画像のフュージョンが可能な変形画像統合ソフトウエア「Fusion EX」と,脳の神経線維の走行を視覚化する「DTI解析ソフトウエア」(薬事申請中)が紹介された。

ブース内の様子

ブース内の様子
ブース内の様子

AZE VirtualPlace
AZE VirtualPlace

AZE VirtualPlaceの新ビューワ
AZE VirtualPlaceの新ビューワ

11月29日のRSNA終了後には,Chicago Marriott Downtown Magnificent Mileにおいて“AZE Information Exchange Meeting”(情報交換会)が行われた。米国やアジアなどグローバルな展開を行っている同社の現状が畦元将吾代表取締役社長から,AZE of Americaの現状がAZE of America Director, Marketingの長谷川峰司氏から紹介されたほか,AZE社と学術連携契約を行ったHervard Medical School Brigham and Women's Hospital, Associate Professor of Radiologyの波多伸彦氏が紹介された。


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