RSNA2015 シーメンス - US
高画質・高機能とタッチパネルによる高い操作性を両立した「ACUSON S Family HELX Evolution」を中心に展示

2015-12-2

シーメンスヘルスケア

超音波(US)


S Familyの最上位機種「ACUSON S3000 HELX Evolution」

S Familyの最上位機種
「ACUSON S3000 HELX Evolution」

RSNA 2015[第1日目:11月29日]

シーメンスの超音波コーナーでは,日本でも2015年10月に発売されたハイエンドのラインナップである「ACUSON S Family HELX Evolution」をメインに展示した。ACUSON S Familyは,上位機種からS3000,S2000,S1000で構成され,乳房用の自動スキャンシステムを組み合わせた「ACUSON S2000 ABVS」をラインナップする。新しいHELX Evolutionの正式名称は,“HELX Evolution with Touch Panel”であり,コントロールパネルをシンプルなキーレイアウトにデザイン変更すると同時に,12.1型の高解像度タッチスクリーンを搭載し,プローブやモード切替などをワンタッチで行えるようにするなど,操作性の向上を追究している。さらに,自動画像最適化機能によって,プローブをあてるだけで最適な画像を自動的に描出でき検査効率が向上するなど,患者の負担や効率的な検査を,よりサポートできる装置となっている。

また,ブースではこのS Familyのコンセプトを踏襲しつつ,より多くのユーザーが利用できる汎用の普及機として開発された「ACUSON NX3」(日本国内医薬品医療機器等法未承認品)も展示された。特に日本市場では,超音波診断装置はミドルから普及機クラスのゾーンのボリュームが大きく,ハイエンドで培った高画質や高機能を普及機クラスにパッケージしたNX3への期待は大きいという。

さらに,展示では自動スキャンを搭載したACUSON S2000 ABVSの画像データを読影するための専用のワークステーションとして「syngo.Ultrasound Breast Analysis」が出展された。最新バージョンでは,収集された3方向の画像を,同時に画面に並べて読影することができる。まもなく正式リリースの予定となっている。

ケーブルレスの超音波診断装置として,2013年のRSNAで発表され大きな注目を集めた「ACUSON Freestyle」は,超音波ガイド下の穿刺や,清潔が必要な手術室などでの利用が広がっている。展示では,腹部用と表在用(5〜13MHz,3〜8MHz)の3つのプローブが紹介された。また,高齢化によって近年症例が増えている大動脈弁や僧帽弁の置換術をサポートする,「ACUSON SC2000 PRIME」と3D経食道プローブ(3D TEE)もアピールした。

ミドルレンジの「ACUSON S2000 HELX Evolution」。機種ごとにプローブカップのカラーで色分け。

ミドルレンジの「ACUSON S2000 HELX Evolution」。機種ごとにプローブカップのカラーで色分け。

S Familyの基本技術を搭載した普及機クラスの「ACUSON NX3」

S Familyの基本技術を搭載した普及機クラスの「ACUSON NX3」

   
ポイントオブケアをサポートするケーブルレス超音波診断装置「ACUSON Freestyle」

ポイントオブケアをサポートするケーブルレス超音波診断装置「ACUSON Freestyle」

心臓弁置換術をサポートする3D経食道プローブ(3D TEE)

心臓弁置換術をサポートする3D経食道プローブ
(3D TEE)

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